日本の交通事故の件数や特徴は?自分が交通事故を起こさないために

最近では有名人の飲酒運転や高齢者の危険な運転事故など、交通事故のニュースが耳に入ることも多くなってきました。しかし、社会人にとって車は気軽に遠くへ行くことができる、便利な移動手段だということができます。

自分が運転をする際に事故を起こさないために、現在の交通事故の件数や特徴を理解したうえで対策をし、安全な運転をするようにしましょう。

日本の交通事故の件数について

日本の交通事故の発生件数は、2017年では約47万件で、そのうちの死亡者数は約3600人となっています。

10年前の2007年の交通事故の発生件数は約83万人で死亡者数は5800人であったため、比較すると半数とはいかないまでもかなり件数が減っていることがわかります。特に死亡者数については、警視庁における昭和23年以降の統計の中で最小となっています。

これは道路交通法の改正や、交通安全の施設が整備されたことによるものですが、過去最少といっても一日で約10人の死亡者がでていることになります。

日本の交通事故はどのようなものが多い?

実際に交通事故の発生件数が2017年の1年間で約47万件あることは紹介をさせていただきましたが、交通事故の発生件数が多いものはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、現在の主な交通事故の原因について5つ紹介します。

・安全確認不足

交通事故発生件数の中で一番多い交通事故の原因は、安全確認不足です。交差点での左右の確認不足であったり、歩行者の見落としも安全確認不足に入ります。安全確認不足という言葉はあまり重く感じることができませんが、2018年の死亡事故の原因の第4位にもなっています。

そのため、少しの注意不足でも相手を死亡させてしまうことにもなりかねないため、集中力を保ち運転をすることが大切です。・わき見運転前方を見ないで運転することを言います。カーナビの操作や外の景色等を見ながら運転してしまうことで起こり、最近ではスマホの発達も著しいためスマホによるわき見運転事故というニュースも耳にします。

運転をする際にはほかのことに気を取られることなく運転しましょう。・動静不注視相手車両の動静をよく確認せず判断ミスにより、事故が起こってしまった場合のことを言います。例としては、相手が動き出さないだろうと思って自分の車を発進したら、相手車両も動き出していて衝突してしまう事故があります。

自動車の運転免許を取得する際に「だろう運転」はしてはいけないと習いますが、まさに動静不注視を防ぐためにはだろう運転をするのではなく、何か起こるかもしれないと最悪の事態を考え運転する、「かもしれない運転」を意識してみましょう。

・漫然運転

死亡事故件数の理由の1位となっているのが、この漫然運転で、集中力を欠いた状態で運転をしてしまうことを言います。考え事やぼんやりしてしまったことで、対向車や歩行者の飛び出しに気づくことができず事故につながってしまいます。

漫然運転による交通事故発生件数は2018年では4位ですが、死亡事故件数1位になっているため頭の中が考え事でいっぱいの状態になっている方は運転を控えたほうがよいと考えられます。・運転操作不適正しい運転操作ができないことで、ブレーキとアクセルの踏み間違え等のことを言います。

特に高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違えてしまい、事故を起こしてしまうといったニュースがよく流れています。

交通事故を起こしてしまうのはどのような人が多い?

交通事故の発生件数やどのような事故があるかについて調べてきましたが、実際に交通事故を起こしてしまう人について共通する特徴はあるのでしょうか。交通事故をしたドライバーへの調査によると、交通事故を過去に2回以上起してしまった人が、さらに3年以内に事故を起こす確率は、交通事故を1回起こした人の約6~7倍とも言われています。

ここではどんな人が交通事故を起こしやすいのか、特徴を述べていきます。・自己中心でわがままである人自己中心的な人は相手の立場から物事を考えることができず、自己都合で他人の運転する車の動きを解釈してしまうので、無理やり追い越しをしたり割り込みを行ったりして、事故を起こしてしまうことがあります。

また、実際に事故を起こした時に自分のせいではなく相手のせいで事故が起こったと考えてしまう傾向にあります。

・余裕がない人車は運転をする際に、複数のことを同時に行います。ハンドルを操作しながらブレーキは足で制御し、その間は手元を見るのではなく車外の確認が必要となります。操作だけで頭がいっぱいになってしまう人は、一度ミスを起こすとそれをきっかけに連鎖的にミスが起こり、交通事故を起こしてしまうことがあります。

・性格が几帳面でいろいろなことが気になってしまう人几帳面という言葉だけを聞くと、ミスをせずに運転ができそうなイメージを持ってしまいがちなのですが、運転とは関係のないことが気になってしまい運転に集中ができなくなってしまうと、運転時の判断が遅れ事故につながってしまう可能性があるのです。

交通事故を起こしてしまいやすい人はどのような対策を取るべきか?

交通事故の発生件数を減少させるためには、運転事故を起こしやすい人は乗らないという選択肢がもしかしたら一番かもしれません。しかし運転事故を起こしやすい人もやむを得ず車を使用しなければならない仕事についていたり、住んでいる地域の影響で車を運転しなければならなかったりする事情があるかもしれません。

そのような場合、事故を起こしやすい人はどのような対策を取るべきなのでしょうか。まずは、自分の性格をしっかりと把握することです。自分の性格を理解し、向き合うことが大切です。几帳面すぎる人であれば安心できるほど運転前に気になることについては徹底的に調べたり、注意が散漫になってしまいがちな人は親しい人に一緒に乗ってもらい指示をしてもらったりするのもよい手段です。

どうすれば自分の性格でも事故を起こさないか考え、実行することが必要だといえるでしょう。

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交通事故防止のサービスを利用する

近年では、スマホのアプリも発達し、交通事故を起こさないためのサービスも開発されています。eBrakeでは同乗者に影響を与えることなく運転中のドライバーのスマホだけを完全にロックできるアプリを開発し、ながら運転の削減に貢献しています。

また、ドライブレコーダーも事故を起こした際に有効なだけでなく、ドライブレコーダー設置により運転する側にも効果があるとされています。自分が交通事故を起こして犯罪者にならないためにも、交通事故件数を減らすためにもこのようなサービスを利用することをお勧めします。